追加したNICを有効化する(Linux系OSの場合)

追加したNICを有効化する(Linux系OSの場合)

Note
すべての仮想マシンには、デフォルトで1個のNICが割り当てられています。NICの追加/削除の機能を用いれば、2個目のNICを追加したり削除したりすることができます。
Note
NICを仮想マシンに追加しても、IPアドレスは自動的には設定されません。ご自身で、OS上で設定していただく必要があります。
以下では、追加したNICにIPアドレスを設定する方法の例を紹介します。
  • 仮想マシンにSSHで接続してください。
    接続手順については、2-23. Linux/UNIXマシンから仮想マシンに接続する または 2-23. Windowsマシンから仮想マシンに接続する を参照してください。

  • NICにIPアドレスなどを設定し、有効化を行います。

    注 意
    設定するIPアドレスは基本的に任意ですが、1個目のNICに自動的に割り当てられるプライベートIPとは異なるセグメントでなければなりません。また、172.16.0.0/23 のIPアドレス (172.16.0.0-172.16.1.255) も利用しないでください。
    なお、設定したIPアドレスに対してインターネットからアクセスすることはできません。
    1. CentOS 5.x/6.x の場合は、/etc/sysconfig/network-scripts/ にファイル ifcfg-eth1 を作成してください。場合によってはすでに存在していることもありますが、そのときはそのファイルを修正してください(既存の ifcfg-eth0 や ifcfg-lo のファイルを変更したり削除したりしないよう、ご注意ください)。
      ファイルの内容は以下を参考にしてください。
      # The secondary network interface
      DEVICE=eth1
      IPADDR=192.168.11.5
      NETMASK=255.255.255.0
      NETWORK=192.168.11.0
      BROADCAST=192.168.11.255
      BOOTPROTO=none
      ONBOOT=yes
      上記の設定を有効化するために、以下を実行してください。
      /etc/init.d/network restart
    2. OSが CentOS 7.x の場合は、 nmcli コマンドを使用してコネクションを設定し、デバイスと関連付けます。IaaSでは追加NICのデバイス名は eth1、 コネクション名の初期値は Wired connection 1 となっています。コネクション名は eth1 に変更することができます。場合によってはすでに存在していることもありますが、そのときはその設定を修正してください(既存の eth0 の設定を変更したり削除したりしないよう、ご注意ください)。
      nmcli コマンドの実行内容は以下を参考にしてください。

      デバイスの状態を確認します
      # nmcli dev
      DEVICE TYPE STATE CONNECTION
      eth0 ethernet connected eth0
      eth1 ethernet unavailable --
      lo loopback unmanaged --
      ※eth1の初期状態は unavailable となっている。
      コネクションの状態を確認します。
      # nmcli con
      NAME UUID TYPE DEVICE
      Wired connection 1 e9d78da5-aa25-4ee3-a76a-780c0af7fb07 803-4-ethernet --
      eth0 2e38ba3a-0dce-4758-b557-c089938dab00 803-4-ethernet eth0
      コネクション名を Wired connection 1 から eth1 に変更します。
      # nmcli con mod "Wired connection 1" connection.id eth1
      コネクションとデバイスを関連付けします。
      # nmcli con mod "eth1" connection.interface-name eth1
      IPアドレスなどを設定します。
      # nmcli con mod eth1 \
      ipv4.method manual \
      ipv4.address "192.168.11.5/24" \
      connection.autoconnect "yes" \
      ipv6.method ignore
      上記の設定を有効化するために、以下を実行してください。
      nmcli con down eth1 ; nmcli con up eth1
    3. OSが Debian または Ubuntu 12.04LTS 以前の場合は、ファイル /etc/network/interfaces に eth1 の設定を追加してください。場合によってはすでに存在していることもありますが、そのときはその設定を修正してください(既存の eth0 や lo の設定を変更したり削除したりしないよう、ご注意ください)。
      設定の内容は以下を参考にしてください。
      # The secondary network interface
      auto eth1
      iface eth1 inet static
      address 192.168.11.5
      netmask 255.255.255.0
      上記の設定を有効化するために、以下を実行してください。
      /etc/init.d/networking restart
    4. OSが Ubuntu 14.04LTS の場合は、ファイル /etc/network/interfaces に eth1 の設定を追加してください。場合によってはすでに存在していることもありますが、そのときはその設定を修正してください(既存の eth0 や lo の設定を変更したり削除したりしないよう、ご注意ください)。
      設定の内容は以下を参考にしてください。
      # The secondary network interface
      auto eth1
      iface eth1 inet static
      address 192.168.11.5
      netmask 255.255.255.0
      上記の設定を有効化するために、以下を実行してください。
      ifup eth1
  • 上記の設定が有効化したことを確認してください。
    /sbin/ifconfig eth1
注 意
NICを削除した場合、そのNICを通しての通信は即時にできなくなりますが、OS上のNICの設定は残ったままです(自動的には削除されません)。必要に応じて、ご自身で削除等してください。
注 意
NICを追加した仮想マシンのテンプレートを作成し、そのテンプレートを用いて新規に仮想マシンを作成・起動しても、NICは自動的には追加されません(通常の仮想マシンと同じく、デフォルトで割り当てられる1個目のNICのみ有効化された状態になります)。しかしOS上のNICの設定は、テンプレート作成時の仮想マシンと同じ状態(2個目のNICの設定が残っている状態)ですので、そのままNICを追加すると、OS上に残っている(2個目のNICの)設定がそのまま適用されることになります。場合によってはIPアドレスの重複が起こったりする可能性がありますので、あらかじめOS上に残っている(2個目のNICの)設定を確認し、適宜変更/削除等してください。

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