データサルベージの手引き

お客様が管理する仮想マシンで、ストレージに起因しない障害(ネットワーク障害、ストレージ障害に起因しない仮想マシン起動不能等)が発生した場合に、その仮想マシンからデータを回収する方法について記載します。
なお、ストレージに起因する障害が発生した場合のデータ回収については、本サイトでは取り扱いません。

データ回収手順

管理コンソールを用いたデータ回収手順を以下に記載します。

  • 仮想マシンの管理ページで、サルベージ対象の仮想マシンを選択し、ポップアップメニューから停止 を押下します。
    2-4. 仮想マシンの停止 を参照してください。
    対象の仮想マシンのステータスが stopped になるまで待ちます。

  • ブロックストレージの管理ページで、サルベージ対象のブロックストレージを選択し、ポップアップメニューから デタッチ を押下します。
    4-5. ブロックストレージのデタッチ を参照してください。
    ブロックストレージのステータスが available になるまで待ちます。

  • 仮想マシン作成ウィザードを使用して、仮想マシンを新規に作成・起動します。
    2-3. 仮想マシンの作成・起動 を参照してください。

  • ブロックストレージの管理ページで、サルベージ対象のブロックストレージ
    (または手順 2 で デタッチしたブロックストレージ)を選択し、ポップアップメニューから アタッチ を押下します。
    4-4. ブロックストレージのアタッチ を参照してください。
    ブロックデバイスのステータスが attached になるまで待ちます。

  • 仮想マシンにログインし、アタッチしたブロックストレージをマウントして、回収作業を行います。
    注 意
    Linux系OS限定のことになりますが(Windows Serverは対象外)、ブロックストレージからスナップショットを作成し、そのスナップショットからブロックストレージを新たに作成すると、ファイルシステムのUUIDやLABELが同じものが作成されます。
    したがって、ルートボリュームと同じUUID/LABELを持つブロックストレージをアタッチしてしまうような場合が起こりえます。
    (ルートボリュームに限らず)同じUUID/LABELのファイルシステムがひとつのOS上に複数アタッチされていると、不具合等が生じる可能性がありますので、ご注意ください。
    なお、tune2fs コマンドを使用すれば、UUID/LABELの参照や変更を行うことができます。

    UUID/LABELの参照:(ちなみに、blkid コマンドを使用すれば、一覧で参照することも可能です。)
    tune2fs -l /dev/xvdf
    UUIDの変更:
    tune2fs -U `uuidgen` /dev/xvdf
    LABELの変更:
    tune2fs -L NewLABEL /dev/xvdf

データ回収手順(ルートボリュームの場合)

管理コンソールを用いたデータ回収手順を以下に記載します。

  • 仮想マシンの管理ページで、サルベージ対象の仮想マシンを選択し、ポップアップメニューから停止 を押下します。
    2-4. 仮想マシンの停止 を参照してください。
    対象の仮想マシンのステータスが stopped になるまで待ちます。

  • ブロックストレージの管理ページで、サルベージ対象のブロックストレージを選択し、ポップアップメニューから デタッチ を押下します。
    4-5. ブロックストレージのデタッチ を参照してください。
    ブロックストレージのステータスが available になるまで待ちます。

  • ブロックストレージの管理ページで、サルベージ対象のブロックストレージを選択し、ポップアップメニューから スナップショット作成 を押下します。
    4-7. ブロックストレージからスナップショットを作成 を参照してください。
    スナップショットの管理ページで、スナップショットが作成されている
    (ステータスが completed になっている)ことを確認します。

  • スナップショットの管理ページで、作成されたスナップショットを選択し、ポップアップメニューから ブロックストレージ作成 を押下します。
    5-5. スナップショットからブロックストレージを作成 を参照してください。
    ブロックストレージの管理ページで、ブロックストレージが作成されている
    (ステータスが available になっている)ことを確認します。

  • 仮想マシン作成ウィザードを使用して、仮想マシンを新規に作成・起動します。
    2-3. 仮想マシンの作成・起動 を参照してください。

  • ブロックストレージの管理ページで、サルベージ対象のブロックストレージ
    (または手順 4 で作成したブロックストレージ)を選択し、ポップアップメニューから アタッチ を押下します。
    4-4. ブロックストレージのアタッチ を参照してください。
    ブロックデバイスのステータスが attached になるまで待ちます。

  • 仮想マシンにログインし、アタッチしたブロックストレージをマウントして、回収作業を行います。
    注 意
    Linux系OS限定のことになりますが(Windows Serverは対象外)、ブロックストレージからスナップショットを作成し、そのスナップショットからブロックストレージを新たに作成すると、ファイルシステムのUUIDやLABELが同じものが作成されます。
    したがって、ルートボリュームと同じUUID/LABELを持つブロックストレージをアタッチしてしまうような場合が起こりえます。
    (ルートボリュームに限らず)同じUUID/LABELのファイルシステムがひとつのOS上に複数アタッチされていると、不具合等が生じる可能性がありますので、ご注意ください。
    なお、tune2fs コマンドを使用すれば、UUID/LABELの参照や変更を行うことができます。

    UUID/LABELの参照:(ちなみに、blkid コマンドを使用すれば、一覧で参照することも可能です。)
    tune2fs -l /dev/xvdf
    UUIDの変更:
    tune2fs -U `uuidgen` /dev/xvdf
    LABELの変更:
    tune2fs -L NewLABEL /dev/xvdf

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